どうも、さーづかです。
日々生活をしていると、
ムカつく事があったり、過去の出来事で後悔などをして
自己嫌悪になってしまう時はないでしょうか?
私もイラストを描いたりしているのですが、よく
「他の絵描きと比べて俺の絵は何でこんなに下手くそなんだろう…」と凹んでいた時があります。
それにより、絵を描く事が嫌いになりかけた事もあり、非常に辛い状態を経験しています。
ですが、今では自己嫌悪の意味を深く知り、対処法も理解できたので、
自己嫌悪にならずに、ストレスのない生活を過ごし事が出来ています。
今回参考にさせて頂いた書籍がこちら
こちらの著書を参考に自己嫌悪から起きる様々な症状を当記事で全て解消できるのを目指して書いていきますね。
どうぞ最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
この記事の内容
自己嫌悪の意味を知れば怖くない!【原因と克服法を解明】
自己嫌悪の意味を簡単に言うと、”何かと比べて自分が劣っている”事に落胆している状態です。
この根本的な問題としてはいままで学校や会社などで、積極的に”他者との比較”により優劣を比べられてきた事が原因でもあります。
ここで日本の教育方針をとやかく書くつもりはありませんが、こういった側面から多くの人が自己嫌悪の悩んでいるんです。
ではまず、自己嫌悪に陥る原因を振り返り、その後で対処法を書いていきたいと思います。
自己嫌悪になる原因って何?
様々な原因がありますが、シンプルに集約すると下記の3つになります。
①過去の過ちを責め続ける
「何であんな事したんだろう…」
「もっとこうしておけば良かったのに…」
と過去を振り返って思う事は多々あると思います。
これは多くの人が考える事で、自分自身が過去に行ったミスを引きずり、
永遠と自分を責めてしまう状態の事を指します。
誰もが身に覚えがあるのではないでしょうか?
私もありますし、あなたもやってしまって事があると思います。
でも、【過去は変えられません】
過去の過ちを責め続けていると”いつまで経っても終わりがない”んです。
つまり、有限である時間を無駄に消費し続けてしまう状態になっているんです。
②他人と自分を比較する
「あの神絵師と比べたら自分は下手くそだ」
「あおYoutuberと比べたら自分のチャンネルは糞だ」
など、比べるモノは多種多様にあります。
これは過去の自分も頻繁にしていた事ですが、【他人との比較は不要なものしか生みません】
自分より劣っている人と比べると慢心を生み、
自分より優れている人と比べると劣等感を感じて活力を奪います。
唯一、自分と比べて良いのは【過去の自分】だけです。
過去の自分と比べ、今の自分はどれだけ成長できたのかを比べる事で、
自分自身の努力を感じる事ができ、不の感情が発生しなくなります。
③未来に対しての不安
「こんな給料ままだと将来の生活が不安だ…」
「勉強もそんなにしてないし、大学受験に落ちたらどうしよう…」
など、まだ起きていない事に対して不安を感じている状態です。
今の現状に不満を持ち、自己嫌悪になった時に考えそうな内容です。
これは①とは違い【変えられる事】でもあります。
つまり、今この瞬間からあなたの行動を変える事で対処できる事です。
自己嫌悪の克服法は簡単→自分を認める
自己嫌悪に陥った場合、何回も自分自身に酷い言葉をぶつける状態になります。
でも、そういった状態からは何も生まれず、時間だけを無駄に消費してしまうだけです。
その状態からいち早く抜け出す為の克服法はズバリ
”自分自身を許し、受け入れる事”です。
要するに、今の自分自身を許し、認める事で
を受け入れていきます。
専門用語で「セルフ・コンパッション」と呼ばれている技術です。
自分自身を受け入れる方法
文字で説明しても腑に落ちないと思いますので例え話で解説していきます。
少し想像してほしいのですが、
あなたが仕事で重大なミスを犯してしまった場合、あなたは自分自身にどういった言葉をぶつけますか?
「何でこんな間違いをしたんだ!死ねよ俺」
「こんなミスをするなんて、もう生きている価値ないんじゃないの?」
……といったように、
罵倒するかのように自分自身に酷い言葉をぶつけてはいませんか?
そこで考えてみてください。
仮に、あなたの友人・親友があなたと同じように仕事で重大なミスを犯してしまった時、あなたはその友達・親友にどういった言葉を投げかけますか?
「何ミスしてんだよ! バカなの?」
「頭おかしいんじゃないの? しっかり確認しろよ!」
……こういった言葉は“絶対に投げかけない”はずです。
「誰にでもミスはあるよ。次、気を付けていこうよ」
「大丈夫。俺も協力するし、なんとかなるって」
こういった言葉を投げかけるはずです。
自分自身を受け入れる方法とは
”友達・親友に投げかけるような言葉を自分自身に投げかける”
事なんです。
何かミスをしてしまった時、
同じミスをあなたの友達・親友がしてしまった場合、どういった言葉を投げかけるのかを考え
それを自分自身に投げかけるようにしてみましょう。
こういったセルフ・コンパッションの技術をもっと知りたい方は
↓で詳しく解説されているので、ご自由にご確認ください。
自己嫌悪を克服した後は客観力を身に付けよう
セルフ・コンパッションのスキルを身に付けると驚くほど生活からストレスが無くなります。
そこで、更に生活をより良くする為のスキルを紹介していきます。
それは”客観力”と呼ばれるものです。
客観力とは第三者の目線を持つ事
客観力を簡単に言えば”自分に起きた現象を第三者からの視点で考える”事です。
例えば、会社の上司から突然
「何ちんたら仕事してるんだ! もっと早くやりなさい!」
と突然怒られた場合、客観力がない人は
(なんだよ、自分も俺に話しかけないで自分の仕事をやれよ…)
と脳内でグチグチと上司の悪口を言い続けます。
ですが、客観力のある人の場合は
(何か今日悪い事でも起きたのかな? 今はそっとしておこう)
と上司の行動に対しての原因を考える思考を巡らします。
要するに、自分の感情から一歩前に下がり、起きた物事を観察する力です。
この客観力を身に付けていく事で”日常生活で起きた理不尽からストレスを感じなくなる”ようになります。
そうなんです。
【ストレスは自分自身で作り出していた】んですね。
客観力が身に付くと世界が変わる
よく、同じ物事が起きた時、感じる内容は人それぞれ違う時があります。
例えば、学校の授業中に
「よし、今からぬきうちのテストをするぞ!」
と先生が言った場合、とある生徒は
①(うげぇ! いきなりテストなんて先生はなんて酷い人だ!)
と考える人もいるし、別の生徒は
②(勉強してないとこういった事になるんだな、次からはしっかり勉強しておこう)
と前向きに考える人もいれば、
③(日頃から勉強の復習をしておいてよかった!)
と素直に喜ぶ人もいれば、
④(なるほど、こういやって生徒の純粋な学力を試しているんだな)
と考える人もいる訳です。
①と③は主観的な考えを持った人で、
②と④は客観的な考えを持った人です。
このように、同じ現象でも違う捉え方をする人がいるのは、
その人が客観力を持っているか、持っていないかの違いだったんです。
こういった客観力は今この瞬間から行える事なので、是非お試しくださいね。
まとめ 自己嫌悪は自分を許し受け入れて対処し、更に客観力を持てば人生勝つる
さて、この記事では、自己嫌悪について解説していきました。
よく自分には厳しく・他人には優しくという言葉がありますが、あまり良くない事だったんですね。
自分に優しくなれる技術をもっと深く知りたい方は
↓からご自由にご覧ください。
この記事をキッカケに自分に優しく・他人にも優しくをモットーに
生活をしてみてはいかがでしょうか。
それでは。