お勧めなノートパソコンってどんなものなんだろう?
ノートパソコンって沢山種類があるからどれを選べばいいのかパッと見じゃわからないですよね。
当記事では、初心者向けに 2019年増税前に発売中のモデルから、おすすめなノートパソコンを厳選して紹介します。
【2019年】初心者におすすめな人気のノートパソコンを徹底比較!
ノートパソコンは、自分の希望としっかりマッチしたものを選ぶことが大切です。
とはいえ、知識がないと多くの種類から希望と合致したモデルを選ぶのはなかなか難しいものです。なので予備知識としてある程度の知識を知っておく必要があります。
ノートパソコンのおすすめな選び方
ノートパソコンを選ぶ際に抑えておきたいポイントは主に以下になります。
- ①OS
- ②CPU
- ③メモリ
- ④ストレージ
- ⑤重さ
①OS
パソコンの主なOSはWindowsとMac OSの2種類です。
それぞれできることに大きな違いはありませんが、操作性やグラフィックの見え方、周辺機器やソフトウェアの互換性が異なります。
なかでも、デザイン系やコーディング系の用途で使用する方にはMac OSが人気です。一方で、Windowsは対応する周辺機器やソフトウェアが豊富で、ネットサーフィンや表計算、オンラインゲームなどさまざまな用途で使用することができます。
②CPU
CPUは人間で例えると脳にあたり、搭載しているシリーズや開発された世代によって快適さが大きく変わる重要なポイントです。
主なCPUには、インテル製の「Core iシリーズ」と、AMD製の「Ryzenシリーズ」の2つがあり、それぞれ特徴が異なります。
「Core iシリーズ」は高性能で安心感があり、パソコンにあまり詳しくない方や幅広い作業を行う方にぴったり。一方で、「Ryzenシリーズ」は低価格ですが用途を選ぶため、コストパフォーマンス重視の方やパソコンに詳しくて最適なものを選べる方に向いています。
③メモリ
メモリはパソコンの体感的な快適さに関与する部分で、容量が増えるほど動作が安定します。
用途、目的によって推奨容量は異なりますが、基本的にはAdobe系ソフト、グラフィックが軽いゲームでも耐えうる8GBのメモリがあると安心ですね。
私のようにパソコンでイラストなどを制作していたり、負荷が高い3Dグラフィックスのゲームや、動画編集、過度なマルチタスクなどは16GB~32GBぐらいあるのが望ましいです。
一方で、ネットサーフィンやOffice系ソフトの使用、簡単な画像編集をする程度なら4GBでも十分ですね。
④ストレージ
ストレージは、アプリのインストールや写真動画などのデータ保存に使用します。
ストレージには高速読み出しと堅牢性が特徴の「SSD」、SSDより価格と性能を抑えた「eMMC」、低価格大容量の「HDD」の3種類があるので、予算や用途によって最適なものを選びましょう。
ちなみに、SSDであれば256GB、eMMCは32GB、HDDであれば2~3TB程度のものが、1GBあたりの価格でお得感がある容量といえます。
⑤重さ
パソコンの重量は、普段持ち歩くか、家で使用するかによって最適なものが異なります。
毎日の通勤で持ち歩いたり、出先で使用したりする可能性がある場合は、パソコンが重いと負担になるため軽量なモデルがおすすめです。
逆に、家で使用するパソコンであればそこまで考慮する必要はないので、容量や価格帯を重視して選びましょう。
使用目的に応じた選び方
ノートパソコンは、実際にどんな用途で使うかに応じて選び方が変わってきます。
主な選び方は以下になります。
- ①インターネットや文章作成
- ②ビジネス
- ③ゲームプレイ
- ④創作活動
①インターネットや文章作成
インターネットでのページ閲覧や文章作成、写真など簡単な画像編集が主な使用用途の場合、PCの性能はそこまで高くなくても問題ありません。
持ち運びやすく低価格という、コストパフォーマンス重視で選ぶのもおすすめです。また、PC画面が大きいものであれば、文章作成の際に文字を大きく表示できて見やすくなります。
②ビジネス
ビジネス用途で使用するノートパソコンであれば、Core i5以上のCPUとOfficeなどの日常的に使用するソフトウェア、8GB以上のメモリ、さらに持ち運びしやすいものがおすすめです。
プレゼンテーションや文章作成の機会がある場合、Officeはほぼ必須で、マルチタスクを行うことが多いビジネスシーンであればメモリの容量が大きいモデルが最適です。外出先で作業することも想定して、重量が軽めのものやコンパクトなものを選びましょう。
③ゲームプレイ
最近のゲームは高精細な映像美を楽しめる3Dグラフィックスのゲームが増えているので、PCゲームをプレイするのであれば高性能なノートパソコンがおすすめです。
具体的なスペックとしては、CPUはi7以上、グラフィックボードはNVIDIAの「GeForce」シリーズやAMDの「RADEON」シリーズ、そしてメモリは16GB以上がおすすめ。ただし、ゲームそれぞれに記載されている推奨スペックを必ず確認し、その条件を満たしたものを使用する必要があります。
④創作活動
イラスト制作から動画編集等、制作活動を主な用途とする場合、高性能CPUと大容量メモリが必要です。
動画の編集は編集ソフトの動作が重いと時間がかかる上、書き出しの速度も遅くなります。CPUはi7以上、メモリは最低でも16GB以上が望ましいです。特に高解像度イラスト、4K動画を編集するのであれば、Core i9のCPUに加え、メモリは32GBほどあると安心します。自分が作りたい制作物のクオリティと合わせて、パソコンのスペックを決めましょう。
初心者におすすめのノートPC
それでは、初めてノートパソコンを持つよ! という方向けのノートパソコンをご紹介します。
dynabook AZ35/M
CPU | 第8世代Core (U) |
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ストレージ | SSD / HDD |
液晶 | 15.6型 非光沢 FHD / HD |
価格 | 5万円台(税別)~ |
3大メーカーで安いのはコレ!
富士通、NEC、Dynabookの国内3大メーカーの中では、価格が安く、初心者でも購入しやすいです。
おすすめのフルHD、SSDを搭載したモデルは、7万円台からと少し高くなります。
デザインが昔っぽいのは欠点です。また、在庫切れになることが多く、欲しいスペックのモデルが買えないこともしばしばあります。似た製品がたくさんあり、スペックを間違えやすい(特に液晶)ので、ご注意下さい。
富士通 LIFEBOOK WA3/D1、WA2/D1
CPU | 第7世代、第8世代Core (U) |
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ストレージ | HDD / SSD+HDD |
液晶 | 15.6型 FHD 広視野角 光沢 |
価格 | 8万円台(税別)~ |
使いやすさならコレ
dynabookと比べると価格が上がってしまいますが、キーボードが打ちやすい点が大きな特徴です。タイピングすることが多いならこの製品がいいでしょう。
国内では抜群の知名度のメーカーで、もちろんサポートもしっかりしています。
光沢ではありますが、視野角の良いフルHD液晶を搭載しており、画面も比較的見やすいです。
なお、富士通のPCは税込み表示となっているため、他の製品と比較するときはご注意下さい。
後継機種のLIFEBOOK WA3/D3が発売されたため、本製品は値下がりしてお買い得になりました。狙い目の製品です。
保証期間や、技術的な質問ができる期間も確認しておくとベスト
ノートパソコンを選ぶ場合、「PCの保証期間」も確認しておきましょう。
PC初心者で、近くに詳しい人がいない場合、「技術的な質問の電話サポート」の有無や期間も確認しておくと良いでしょう。
さらに、「他社の周辺機器やソフトのサポート」も行っているメーカーもあります。必須ではありませんが、PC初心者はこのようなサービスに加入するのもいいでしょう。
一般ユーザーにおすすめのノートPC
一般ユーザーにおすすめのノートパソコンを紹介します。
用途としては、Webページ閲覧、動画鑑賞(YouTube、NetFlixなど)、Office(Word、Excel、PowerPointなど)の操作、年賀状作成、ブラウザゲームなど、比較的軽めの作業を想定しています。
画像編集や動画編集、RAW現像なども出来ますが、クリエイター向けPCに比べると、処理は遅いです。
HP Pavilion 15-cu1000
CPU | 第8世代Core (U) |
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ストレージ | HDD / SSD + HDD |
液晶 | 15.6型 FHD IPS 光沢 |
価格 | 6万円台(税別)~ |
安心感ならコレ
十分なスペックで、IPSパネルのフルHD液晶を搭載し、価格も安く、当サイト経由でも売れ筋の製品です。
光学ドライブも搭載しているので、レンタルしたCDやDVDを読み込むことがある方にもおすすめです。
ストレージに、128GBより大きい容量のSSDを選択できないのが、残念です。
また、液晶が光沢となっており、好き嫌いが分かれます。
レノボ ThinkPad E590
CPU | 第8世代Core (U) |
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GPU | CPU内蔵 / Radeon RX550X |
ストレージ | SSD / HDD / SSD + HDD / HDD+Optaneメモリー |
液晶 | 15.6型 HD 非光沢 / FHD IPS 非光沢 |
価格 | 6万円台(税別)~ |
使いやすさならコレ
ThinkPad E590は、据え置きで使うメインPCとして優秀な15.6型ノートPCです。
打ちやすいThinkPadのキーボードを搭載し、見やすい非光沢のFHD IPS液晶を選択可能で、作業がしやすく、価格もかなり安いです。
ただし、(必要ない方も多いと思いますが)光学ドライブは搭載されていません。また納期が2週間前後と長いです。
Core i3、FHD液晶の構成がおすすめです。
クリエイター向けにおすすめのノートPC
最後は動画制作からイラスト制作などを快適に行えるおすすめなノートパソコンになります。
少々値は張りますが、出先で作業を行う事が出来るので1台用意しておくと、もしもの時に対応ができるようになります。
マイクロソフト Surface Pro 6
CPU | 第8世代Core (U) |
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液晶 | 12.3型 2736×1824 |
質量 | 1.1kg弱(タイプカバー含む) |
価格 | 11万円台(税別)~ |
ペンを使いたいならコレ
今までの製品より、PCのスペックは劣りますが、ペンに対応している点が大きな特徴です。
ペン性能が高く、また液晶を好きな角度に調節できます。場所にとらわれず、どこにいてもイラストを描くことができます。
ただし、外部グラフィックスを搭載していないため、(ソフトにもよりますが)動画編集などは時間のかかる処理もあります。
アップル MacBook Air
CPU | 第8世代Core (Y) |
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ストレージ | SSD |
液晶 | 13.3型 2560×1600 IPS |
価格 | 13万円台(税別)~ |
ブランド力ならコレ
MacBook Air も、大学生にかなり人気の高いモバイルノートPCです。デザインがオシャレでブランド力もあり、大学で使っていて一番恥ずかしくないPCだと思います。
iPhoneとの相性が良く、iPhoneを使っている方はスムーズに入っていきやすいでしょう。
Windowsパソコンが良いか、Macパソコンが良いかは迷うところだと思いますが、将来なりたい職業で良く使うPCを基準に選ぶのも良いと思います。
まとめ
さて、今回は初心者から様々な利用用途に合わせておすすめなノートパソコンをまとめてみました。
使用用途別に分けてご紹介しましたが、ご自身に合ったノートパソコンをお選びください。ノートパソコンは気軽に作業ができて、モチベーションも上がるので、1つぐらい用意しておくといいんじゃないでしょうか。
それでは。