便秘にアーモンドって良いって聞きましたが本当なんですか?
アーモンドは便秘に限らず、美容効果も期待できる食材ですのでお勧めです。
この記事の内容
便秘はアーモンドを食べるだけで解消!1日25粒で美容と便秘解消!
ナッツの中でも、アーモンドは食物繊維やビタミンEが豊富です。
最近では、糖質や脂質を分解する酵素の働きを阻害し、とりすぎた糖質や脂質を便として排出する働きがある事が研究の結果発覚したようです。
アーモンドの美容と便秘解消効果
アーモンドに含まれるオレイン酸などの成分は、糖質分解酵素のα-アミラーゼやβ-グルコシダーゼ、脂肪分解酵素のリパーゼの働きを阻害します。
そのため、余分な糖や脂肪の消化吸収を妨ぎ、便として排出する働きがあります。
他にも、老化物質を排出して肌のくすみやたるみを防いだり、強い抗酸化力を持つビタミンEがアーモンドには豊富でビタミンEが細胞の老化を防いだりもしてくれます。
アーモンドは便秘解消以外にアンチエイジング(若返り)効果もある
アーモンドは、アンチエイジングの効果も高いです。
糖と体内のたんぱく質が結合してできる終末糖化産物(AGEs)老化や病気の原因になりますが、アーモンドには体内でのAGEsの発生を防いだり、食品由来のAGEsにくっついて排出させたりする作用があります。
アーモンドは更にむくみ対策も出来る
アーモンドに含まれるカリウムには、細胞の浸透圧をナトリウムとともに維持・調整する働きがあります。
そのため、体内の余計な塩分や水分を排出してくれるのでむくみの対策につながります。
アーモンドは高カロリーでもダイエットに効果的
アーモンドと聞くと、
- 「高カロリーで太りやすい」
- 「ニキビができてしまう」
というイメージを持たれがちですが、実はダイエットしたい人や健康志向の人にとって、アーモンドはおすすめの食品なんですよね。
あなたも何かを毎日何かを食べるとは思いますが、食べて太るより、食べて美容になったり便秘が解消した方がお得ですよね。
便秘解消できるアーモンドに含まれる栄養素
上でも少しご紹介しましたが、アーモンドに含まれる栄養素をご紹介していきます。
- ①ビタミンE
- ②ミネラル
- ③不飽和脂肪酸
- ④食物繊維
①ビタミンE
ビタミンEはアーモンド100g中に31.4mg含まれており、全粒の穀物やナッツ類を含め丸ごと食べられる食品の中でトップクラスの含有量です。
②ミネラル
必須栄養素のミネラルが多く含まれています。
特に含有量が多いのは、カリウム、リン、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、マンガンの6種類です。
③不飽和脂肪酸
アーモンドの脂質のほとんどは、不飽和脂肪酸で構成されています。
この油はコレステロール値を下げるなどの効果が期待でき、健康・美容に役立ちます。
④食物繊維
アーモンド100g中に、食物繊維は10.1g含まれています。
食物繊維の豊富な食品として知られるごぼう(100gあたり5.7g)と比べても、なんと倍近い量です。
便秘解消できるアーモンドの効果的な食べ方
結論から言うと1日20粒~25粒を目安に食べるといいです。
ちなみに、慶応大学医学部の井上浩義教授が以前、被験者32人(半年続けたのは19人)に対して、生活習慣を変えずに毎日アーモンドを1日に25粒食べてもらいました。
すると、平均して3.4kgのダイエットに成功したということです。
アーモンド25粒のカロリーは、およそ150kcalで、この分のカロリーが増えたにもかかわらず減量できたわけですから、アーモンドのダイエット効果は期待大!といえます。
アーモンドの食べ方のコツ
アーモンドの細胞はとても硬くて厚いので、栄養の消化・吸収に時間がかかります。
そのため、粉砕してサラダにかける、アーモンドミルクにする、ペースト状にして醤油や味噌と混ぜるなど、細かくして食べる方法がおすすめです。
アーモンドを選ぶ際のコツ
アーモンドにはローストしたものと生のものがありますが、栄養価としてはどちらを食べてもあまり違いはないです。
生アーモンドの場合、体内の消化酵素の働きを抑える「酵素抑制物質」を含んでおり、この物質を取り除くには12時間ほど水に浸して皮を取り除く必要があります。アーモンドは皮の部分にも栄養をたっぷりと含んでいることを考えると、ローストされたアーモンドの方が手軽に効率よく栄養を摂取できるでしょう。
アーモンドを食べる際の注意点
最後に、アーモンドを食べる際の注意点ですが、主に以下になります。
- ①皮も一緒に食べよう
- ②密閉容器で保存
- ③味付きアーモンドは控える
①皮も一緒に食べよう
アーモンドの皮には、抗酸化作用を持つポリフェノールが含まれており、この成分がアンチエイジングをあと押ししてくれます。皮ごと食べるようにしましょう。
②密閉容器で保存
アーモンドは空気に触れると少しずつ酸化していきます。
せっかくのアンチエイジング効果が薄くなってしまうので、保存する際はビンや缶など密閉容器を使いましょう。
③味付きアーモンドは控える
塩漬け、砂糖漬けのアーモンドでは、塩分や糖分の摂取量が大幅に増えてしまうので逆効果になりかねません。
素焼きアーモンドを選ぶようにしましょう。
今までなんとなくアーモンドは栄養が良いと思っていたと思いますが、この記事でアーモンドの栄養素や効果が分かったと思います。
なので、便秘でお悩みの方は今日、……いや今すぐにポチってアーモンドを食べる習慣をつけていきましょう。
まとめ:便秘ならとりあえずアーモンドを食べよう
この記事では、便秘解消や美容に効果的なアーモンドについて解説していきました。
アーモンドは気軽に食べられますし、携帯するのも簡単なので、携帯食料としても便利になります。
この記事をきっかけにアーモンド愛好家になってみてはいかがでしょうか。
それでは。