ブログを始めたのはいいけど、SEO対策って何だろう? 何から初めていけばいいのかな?
SEOはブログを始める上で非常に大切な知識になります。この記事で網羅的に解説していきますね。
当記事では、検索結果などで記事を上位表示させるブログ運営で非常に重要なSEOについて徹底的に解説していきます。
- SEOの知識が網羅的に理解できる。
- 完全初心者でも理解できる記事構成
- 量が多いですが、確実にSEOを理解可能
この記事の内容
ブログ型アフィリエイトのSEO対策の完全講義!完全初心者でもOK!
- 検索エンジンの仕組みとは
- SEO対策の基礎編
- SEO対策の中級編
- SEO対策の実施編
- SEO対策の豆知識
この5つで構成していきます。
少し長くなりますが、お付き合い頂ければと思います。
1.検索エンジンの仕組みとは
まずは、検索エンジンの仕組みついて簡単に解説していきます。
- ①有名な検索エンジン紹介
- ②検索順位が決まる仕組み
- ③Googleを騙すのはNG!
①有名な検索エンジン紹介
有名な検索エンジンは以下になります。
- Yahoo
- Bing
一番大切な検索エンジンはあなたもご存じのGoogleになります。
基本的にはGoogleが神様的な存在で、Googleだけを見ておけばいいです。
市場シェア率もGoogleが8割ぐらいになっており、それ以外が2割です。
YahooはGoogle検索エンジンをそのまま採用しているので、見え方は違いますが、基本的に順位は同じです。
②検索順位が決まる仕組み
順位が決まる際の要素として以下の3つが重要になります。
- リンク(内部&外部&被リンク)
- コンテンツ(記事の事)
- サイト設計(ブログ&特化サイト)
1.リンク(内部&外部&被リンク)
リンクと言っても内部&外部&被リンクの3種類があり、
- 内部リンク=ブログからブログ内にリンク
- 外部リンク=ブログから外部サイト
- 被リンク=外部サイトからブログ
の3種類になります。
よく記事内で
とリンクがあると思いますが、このリンクが
自分のサイト内のリンクなら内部リンク。
別のサイトのリンクなら外部リンク。
外部リンクから自分のサイトに飛ぶなら被リンクとなります。
SEOの効果が高い順番としては
被リンク>内部リンク>外部リンク
といった順番になります。
被リンクが一番SEO効果が高いリンクになります。
2.コンテンツ(記事の事)
ブログはコンテンツがないと始まりません。
なので、コンテンツ(記事)を次々と作っていく必要がある訳です。
ちなみに私は、去年の5月7日ぐらいから250日ぐらい毎日更新をしています。
3.サイト設計(ブログ&特化サイト)
サイト設計というのは、今まさにこのサイトがブログと呼ばれているものになります。
ブログでは、3ジャンルぐらいに絞って情報を発信していく事をお勧めします。
更に重要になってくるのが【あなたが経験した事、既にある知識を発信する事】です。
もし、経験していない事を記事に書いたとしても【この記事を書いているあなたは誰なの?】という状態になってしまい、全く説得力が無い記事になってしまいます。
他には、特化サイトといった分野もあり、転職、クレジットカード、ダイエット、美容、等々アフィリエイトで稼げる分野は様々ありますが、その1つの分野に特化したサイトで、1つの情報しか発信していかないサイト設計になります。
上手くいけば月収数百、数千万といった額を稼げるようになりますが、当然スキルも必要になってくるので、ある程度アフィエイトのスキルが備わってきたら作ってみるのもアリですね。
③Googleを騙すのはNG!
↑にも書きましたが、SEOの効果が一番高い被リンクですが、昔はその被リンクを【購入】する事ができました。
2012年~2016年ぐらい前までは、購入された被リンクで検索上位に表示出来ていたのですが、今はGoogleがそういった購入されたリンクを検出して検索上位から排除されるようになっています。なので、そういった裏技はもうGoogleにはほぼ通用しなくなっています。
更に2016年~2017年ぐらいは、量産&長文SEOの効果が高い時代がありました。1記事、文字数を2万、3万文字といった長文で作成していく方法です。
この方法で当時は検索上位に表示されていました。
ですが、現在のGoogleは【E-A-T時代】と呼ばれる時代になっています。
E-A-Tって何?
E-A-Tは、
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
のぞれぞれ頭文字をとって省略した呼び方となります。
作成された記事に専門的な知識があり、筆者はそれを書けるだけの肩書があり、信頼性のある記事であるかどうかが重要になっています。
昨今、SEOにおいてこのE-A-Tは特に注目されており、Googleはより重視するようになりました。
E-A-Tのベースは、ユーザーファーストの概念です。Googleは何よりもユーザーファーストを重要視します。
ユーザーがより満足するWebサイトを提供するために、E-A-Tを考慮したサイト作りが必要となります。
E-A-Tを考慮したサイトは評価されるので、検索の上位表示が期待できます。
このように、もちろん「検索クエリとの関連性」や「メインコンテンツ、被リンクの質と量」も大切ですが、E-A-Tを考慮することも、SEOにおいてとても重要となります。
正しくSEOを理解して対策をしていかなければ検索上位には表示されなくなっているので、裏技などに頼るのではなく、しっかりこの記事を読んでSEO対策についての知識を深めてくださいね。
2.SEO対策の基礎編
それでは、本題に入っていきます。
SEO対策の基礎と本質は以下になります。
- ①検索されるワードで、適切な情報を発信する
- ②適切な情報を適切な構成で執筆する
- ③次に知りたい情報も、記載すると最高です。
①検索されるワードで、適切な情報を発信する
初心者のよくある間違いが、適当に記事を書いてしまう事です。
これをしてしまうと、書いたのはいいけど、どこで終わらせたらいいのか分かりませんし、読まれない記事になってしまいます。
なので、しっかり記事を書く時は、検索されるキーワードを選定し、読者の疑問点を洗い出し、適切に答えを提示できるような記事にするようにしましょう。
②適切な情報を適切な構成で執筆する
例えば、「イラスト 独学」で検索した人がいた場合、その人はイラストが独学できるか知りたい人です。
でも記事を読もうとした時に、あなたの体験談を先に書いてしまうと、読者は「あたなの体験談より、イラストが独学できるのかどうか知りたいんだけど…」になる訳です。
なので、初めにイラストの独学方法を解説した後に、場合によってあなたの体験談を添えるようにしましょう。
③次に知りたい情報も、記載すると最高です。
例えば、記事内でイラストの独学方法を理解できた読者に対して、イラストの効率的な上達方法もしっかり教えてあげるという事です。
そうする事で、読者の行動にも影響を与える記事になるので、記事の価値がグッと1段階上がります。
その行動する先をアフィリエイトに応用するとブログから収益も出す事ができます。
3.SEO対策の中級編
続いて中級編になります。
- ①ロングテールとビックワード
- ②ASP、CTR、CVR
- ③サチコ、GRC
- ④内部リンク
- ⑤被リンク
①ビックワードとロングテール
これは記事を作成する時のキーワードについての用語になります。
ビックワードとは
これは検索される回数が多いキーワードになります。
ダイエット、転職、脱毛etc…といった検索上位を取得すると何百万という収益を得られるキーワードです。
ロングテールとは
これはビックワード+単語で作成される記事の事を指します。
例えば「ダイエット やり方」や「転職 手順」などですね。
こういったロングテールのキーワードで記事を作成していく事で、ビックワードの検索上位を上げていけるようになります。
なので、手順としては、
- 狙いたいビックキーワードを決める
- ビックキーワードのロングテール記事を作成
- ビックワードで検索上位をゲットして稼ぐ
といった内容となります。
ロングテールの記事数は最低でも30記事、多ければ80記事が目安になります。
「多過ぎる!」と思った方もいますが、それぐらいしないと検索上位を取るのは不可能です。
②ASP、CTR、CVR
横文字で良く分からない単語が出てきましたが、それぞれ解説していきます。
ASPとは
ASPは、様々なアフィリエイトリンクを取得できる企業の名称です。
CTRとは
CTRは、ASPから取得したアフィリエイトリンクのクリック率です。
アフィリエイトリンクを設置した記事に100アクセスがあった時、10クリックされたらCTRは10%になります。
CVRとは
CVRはアフィリエイトリンクをクリックされた後の商品の成約率です。
例えばアフィリエイトリンクのクリックが10回されたとして、商品が2個購入された場合、CVRは20%になります。
CTRとCVRについてはキーワードの概念について学ぶ必要があります。
キーワードの概念って何?
簡単に言えば
- 集客キーワード
- 収益キーワード
- 商標キーワード
この3つに分かれます。
具体的な解説は長くなるので、別記事で解説しています。
③サチコ、GRC
専門用語が続きますが、それぞれ解説します。
サチコとは
これはGoogleサーチコンソールの略称です。
ブログが検索からどのようなキーワードでクリックされたのか、具体的な数値で確認できるツールです。
使い方は、「Googleサーチコンソール 使い方」でググってください。
GRCとは
GRCとは、作成した記事の検索順位をチェックするツールです。
これがないとSEO対策ができないので、必須ツールになります。
④内部リンク
上でも少し解説しましたが、記事の途中で挟む内部リンクです。
これは、沢山置けばいいというものではなく、あくまでそっと添える感覚で置くようにしましょう。
無理やり設置しても、クリックされなければ意味がありません。
設置方法としては、文字リンク、リンクカードなどがあります。
文字リンクの場合
記事内で↓のようなものが設置されているのが文字リンクです
≫ブログ型アフィリエイトのSEO対策の完全講義!完全初心者でもOK!
※色は必ず青にしましょう。
リンクカードの場合
同じく記事内に↓のようなものが設置されていればリンクカードになります。
※リンクカードは広告と思われてクリックされにくい場合がありますので、基本的に文字リンクの方がいいです。
クリックされることが重要
闇雲に内部リンクを設置しても意味がありません。
クリックされないと意味がありませんので、上でも書いたように、必要な時に必要な数だけ内部リンクを添える程度にしましょう。
外部リンク
↑のように記事内に外部のサイトのリンクを設置する事です。
基本的に、外部リンクは置かない方がいいです。
下手をしたら読者がブログに戻ってこないようになりますので、お勧めしません。
⑤被リンク
被リンクを獲得する豊富は以下になります。
- 他のブロガーと交流する。
- 独自性がある記事を書く
- 相互リンクをしてもらう
他のブロガーと交流する。
ブロガーは星の数います。
記事執筆などで、
参考になったブロガーの方は、基本的にお問い合わせページを設置しているので、積極的に連絡して交流をしていきます。
そうする事で、お互いに被リンクを送り合ったり、お互いのブログを高めていけるようになります。
独自性がある記事を書く
よくあるのが、他の記事をパクって丸々コピーして記事を作ってしまうパターンです。
このような記事作成をしているとSEO的にも類似コンテンツと判断され、記事は検索圏外に飛ばされて、ブログ自体も検索から消されてしまうリスクがあるので絶対してはいけない事です。
では、独自性のある記事はどういったものかというと【あなたの体験した事を書いてある記事】です。
あなたが実際に試して得た経験、失敗談、等々そういった全ての経験は、あなただけしか経験していない事です。
そういった情報を記事に書いていく事で、勝手に独自性のある記事になっていきます。
相互リンクをしてもらう
企業などが運営しているサイトなどに相互リンクをしてもらう方法です。
私の場合は、無在庫転売の無料レポートを提供している代わりに相互リンクを無料レポートスタンドから貰っています。
そういった事でも被リンクを増やしていく事ができます。
4.SEO対策の実施編
続いて実施編です。
- ①サイト設計のコツ
- ②キーワード選定
- ③ロングテールキーワード集客
- ④記事設計&執筆
- ⑤タイトルの付け方
- ⑥メタディスクリプションの書き方
- ⑦メタキーワードの書き方
- ⑧リライトの方法
①サイト設計のコツ
初心者はニッチなジャンルを選ぶ事をお勧めします。
そして、1カテゴリに対して階層化して記事を書いていきましょう。
図のように、1カテゴリの階層化して記事を書いていき、検索上位に表示させたい記事に内部リンクを設置していくようにしていきます。
階層化する際に使うツールとしては、related-keywordsがお勧めです。
このツールを使う事で、Googleで「イラスト制作」で検索されたことがある単語が一覧で表示されます。
その中からキーワードを抽出してくる訳です。
②キーワード選定
これは上でも紹介したrelated-keywordsを使えば簡単にキーワードを探す事ができます。
収益化キーワードも決まっており、↑のツールで検索した時に「Googleサジェスト」で表示されたキーワードで検索上位を取ると収益化が狙えます。
そして、それ以外で選定するコツは【初心者が一歩踏み出すようなキーワード】を選ぶといいです。
例えば
- 「イラスト制作 独学」
- 「イラスト制作 始め方」
など、初心者が一歩踏み出しそうなキーワードを選定するようにしましょう。
③ロングテールキーワード集客
上でも解説しましたが、一つのキーワードに「+単語」を付けてキーワードを作成して、記事の検索を上位にする方法です。
「イラスト制作 女の子」私のブログ記事が検索上位に表示できているのですが、ロングテールの記事は40記事ぐらい作成しています。
※2020年1月時点
実際に検索するとわかりますが、検索1位か2位になっています。
関連記事を40記事ぐらい入れる事でGoogleから評価され、検索上位に表示されアクセスが増えていくという感じです。
④記事設計&執筆
また記事を書く際にもコツがあります。
こちらは別記事で解説しているので、そちらを参考にしてみてください。
⑤タイトルの付け方
記事のタイトル付けも重要で、検索された時に読者が最初に見るのがタイトルな訳です。
こちらも別記事で解説しているので参考にしてみてください。
ただ、1つだけコツを教えておくと最初の見出しをタイトルに設定するだけでいいです。
⑥メタディスクリプションの書き方
これは、Wordpressのプラグイン「All In One SEO Pack」を導入する事で設定できます。
ですが、重要性は今はもう下がっていますが、解説していきます。
基本的には以下を書けばいいです。
- 読者への問いかけ
- 記事内容
- アクションを促す
この3つだけでいいです。100文字~150文字以内で作成するといいですね。
⑦メタキーワードの書き方
正直これももういらない要素になりますが、解説していきます。
これは↑で決めたキーワード選定のキーワードを設定しておけばOKです。
⑧リライトの方法
記事を作成した後、三か月おきに検索順位が低ければリライトを行うようにしましょう。
具体的なリライト方法は下記を参考にしてみてください。
5.SEO対策の豆知識
実践編を理解した後は、ひたすら手を動かすのみですが、その他に役立つSEO対策の豆知識を書いていきます。
- ①良く使うツール解説
- ②記事内の画像選びのコツ
- ③リダイレクト301
- ④セールスライティングの基礎
①良く使うツール解説
主にブログ運営で使うツールは以下になります。
- GRC
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
GRC
GRCは上でも書いたように、書いた記事の検索順位をチェックするツールになります。
これを使わなければSEO対策は出来ません。
Googleアナリティクス
これは有名なツールですよね。
サイトのアクセス解析ができるツールになります。
具体的には一ヵ月のアクセス数が前の一ヵ月より上がっていれば、サイト運営は問題ありません。
Googleコンソール
こちらもキーワード選定したキーワードでしっかり流入しているか確認できるツールになります。
もし、作成した記事がキーワード選定したキーワード以外から流入しているのなら、その記事はリライト候補になります。
②記事内の画像選びのコツ
H2の見出しの後には画像を設置するようにしましょう。
文字だけの記事より、適度に画像を設置した方が読者は見やすい記事と感じてくれます。
無料で使える画像サイトをまとめた記事を用意しているのでお好きなサイトを使ってください。
③リダイレクト301
これは、記事のURLを変えてしまった時に起こるSEO初期化を防ぐ方法です。
コツコツ貯めた記事の検索順位はURLが変わってしまうと初期状態に戻ってしまいます。
それは嫌ですよね。
でも301リダイレクトを設定すると、変更前のURLにアクセスしても変更後のURLにリダイレクトしてくれます!
WordPressのプラグインで自動的にしてくれるものがあるので、必ず導入しておきましょう。
④セールスライティングの基礎
まとめ:SEO対策はこの記事で万全!
この記事では、検索結果などで記事を上位表示させるブログ運営で非常に重要なSEOについて徹底的に解説していきました。
SEO対策については、この記事を参考にして頂ければ問題ありません。
少しでもSEOが分からなくなった時は、この記事を何度も見直して自身のブログやサイトに役立ててくださいね。
それでは。