どうも、さーづか(@shin_sasasa)です。
あなたはストックイラストというものはご存じでしょうか?
簡単に言うと、あなたが描いたイラストを誰かに使ってもらえたらお金をもらえるサービスです。
具体的に言うと、様々な媒体に向けて予め想定したシチュエーションのイラストを制作、販売するものです。
通常のイラストレーターのお仕事の場合ほとんどがクライアントから仕事受けて、提出する形式(著作権譲渡のことではなく、他所で使い回しが効かないという意味)になると思います。
ですが、ストックイラストでは1度登録してしまえばサイトが消滅しない限り、半永久的に販売できます。つまりイラストを資産にすることが可能です。
今回は、そんなイラストを資産にできるサイトをまとめましたのでご紹介します。
この記事の内容
ストックイラストでイラストを資産に出来るサイト6選をまとめました!
6個もあるので、始める方はひとまず全部登録して素材を作成したら全部のサイトに登録すればひとまずOKです。
ざっと登録できるサイトをあげます。
- ①PIXTA
- ②Adobe Stock
- ③Shutterstock
- ④iStock
- ⑤フォトライブラリー
- ⑥イラストAC
それぞれ解説します。
①PIXTA
運営会社 :ピクスタ株式会社
運営歴 :2005年8月25日設立
掲載者数 :約278,800人
最低報酬支払額 :1080円
報酬支払日 :振り込み申請日の翌々月10日
報酬振込手数料 :216円
国内大手で知名度も非常に高いPIXTAですが、やはり国内では売れ行きが1番良いです。
ただ、それだけではなく、PIXTAの1番の魅力はクリエーターへのメッセージ機能です。ここからお仕事にも繋がってくる可能性があります。
また、運営とクリエーターとの距離が非常に近く親切で親しみが持てます。他には報酬単価が高い特徴もあるようで、おすすめなサイトであることは間違いないです。
⇒ PIXTAへ
②Adobe Stock
運営会社 :アドビ システムズ株式会社
運営歴 :2015年5月
サービス形態 :ストックフォト
支払いリクエスト後7営業日以内に振込(最初の販売日から45日以上の経過が必要)
※日本円で報酬を受け取るには「プレミアム PayPal アカウント」が必要。
最低報酬支払額:$50~(最初の販売日から45日以上の経過が必要)
振り込み手数料:250円
言わずと知れたadobeが提供しているストックサイトです。
日頃からお世話になってる方も多いと思います。海外サイトなので、言語選択を日本と選ぶと検索表示も日本が優先になり、感覚的には国内サイトとほぼ変わらなくなるのでお勧めです。
タグ付け&登録の際も一切英語が必要なく、英語が苦手でも何ら苦にならない優しいサイトです。
ただ運営会社は海外なので税関係の手続きが必要になってきます。面倒くさいですが、売れ行きとしてはPIXTA以上Shutterstock未満といった感じです。
③Shutterstock
運営会社 :Shutterstock
運営歴 :2003年に創立
支払い日時 :毎月1日のニューヨーク時間の深夜(東部標準時午前0:00)に締めて、翌月の7日から15日の間に支払い
支払い形態 :以下4通りの支払い方法があります。
・Payoneer
・paypal
・Skrill
・銀行の小切手(アカウントの郵送先住所に郵便で送付)
最低支払額 :35$
世界最大手のストックサイトです。
Shutterstockは1番売れ行きが良いストックイラストサイトになります。世界150ヵ国で展開しているので世界規模なのが売れる理由になります。イラストに国境はないですからね。なので、購入者の母数も非常に大きく、どんなイラストを投稿しても売れるようになります。売れた際には、カウントページに世界地図があり、どの国のどこの都市で売れたか分かる仕様になっています。
④iStock
運営会社 :ゲッティ・イメージズ・セールス・ジャパン合同会社
運営歴 :2006年8月1日
事業形態 :ストックフォト
資本金 :1,000万円
ストックイラストサイトの老舗がiStockになります。売上もShutterstockに次ぐ高さを誇ります。
とは言っても、登録がちょっとややこしい部分がありタイトルは英語、タグは日本語でもOKで同義語の選択機能が面倒です。審査も厳しめでブラシやグランジ、テクスチャ系にはプロパティリリースが必要になってきます。とはいえ、世界規模のストックイラストサイトなので十分収入の柱になってくれる力は秘めています。
⇒ iStockヘ
⑤フォトライブラリー
運営会社 :株式会社フォトライブラリー
運営歴 :2006年1月設立
事業形態 :投稿型
資本金 :2,500,000円
最低支払金額 :3,000円
報酬支払日 :月末締め翌々月25日支払い
他サイトとちょっと違いフォトライブラリーはコンテンツ価格は自分で設定することになります。
またベクターを扱っていないのでJPGでの登録になります。なのでコンテンツがベクター非対応のクリエーターは他のベクターを提供しているクリエーターとのハンデはありません。
とくに売れるサイトというワケではないのですが、PIXTA同様クリエーターへのメッセージ機能があるので営業ツールとしての価値があります。
⑥イラストAC
無料サイトトップのイラストACですが、PIXTAを抜いて人気トップのサイトになります。
このサイトは重要な注意事項があります。それはイラストACに投稿するコンテンツはイラストACに著作権を譲渡し、人格権を行使しないという規約があることです。
どういうことかと言うと、著作権を譲渡した時点で資産には成り得ないということですね。
サイトに何かあった時、今まで描いたイラストたちはイラストACと共に消えてなくなり、サイトが今後もし著作権をつけてイラストを販売しようとした場合、そのイラストは見ず知らずの他人のために稼ぐことになります。
そしてさまざまな企業がキャラクターとして登録した日には、人物イラストなどはそのタッチで描く事が今後できなくなる可能性もあります。
では、何でおすすめなのか。それは圧倒的なDL率です。ものすごいダウンロードされる確率が高いです。この反応の良さはストックの中でもピカイチだと思います。金額は有料サイトの1/10~1/1000程度ですがDLされる喜びを味わいモチベーションを保つには非常に良いと思います。だからこそ著作権の部分が勿体なく感じます。
⇒ イラストACへ
ストックイラストサイトは全部登録しておけばOK
ざっと6つのストックイラストサイトをご紹介しましたが、ひとまず全部登録しておけばいいと思います。
審査などもありますが、Adobe Stockなどの審査を通れば世界を相手にできるからいいですよね。
まだ素材があまりない状態でも、イラストの収入の一つとして非常にお勧めなので取り組んでみるのもありですよ。
最後
今回はイラストを資産にできるストックイラストサイトについてまとめてみました。
企業や個人が使いやすいイラストを考えて描くのもやり始めてもいいんじゃないでしょうか?
それでは。