どうも、笹塚神之介(@shin_sasasa)です。

この記事を見ている方は、今現在転職活動をされている方だと思います。

転職活動には「履歴書」と「職務経歴書」は必要不可欠な書類になっています。更に書類選考が運よく通過したとしても面接というものが待っています。

様々な課題があるのですが、本記事では、そんな作成するのが面倒くさい書類の作り方のコツや、面接対策などを網羅的に解説しています。

あなたの転職活動の役に立って頂ければ幸いです。



転職時の履歴書や職務経歴書の書き方と面接対策のコツなどを解説!

それでは、まずは履歴書の書き方について解説していきます。

履歴書の書き方ついて解説する項目は以下になります。

  • ①基本情報欄の書き方
  • ②学歴・職種歴の書き方
  • ③免許・資格欄の書き方
  • ④志望動機欄の書き方
  • ⑤趣味・特技欄の書き方

①基本情報欄の書き方

日付

  1. 提出日か前日の日付を記入(郵送の場合は投函日)
  2. 面接に持っていく場合は当日の日付を記入
  3. 履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)表記かを統一

写真

  1. サイズは横2.4〜3cm、縦3.6〜4cm
  2. 3カ月以内に撮影したもの
  3. カラーで正面から撮影され、本人単身胸から上が写っているもの
  4. 好印象を与える表情、服装に気を配る
  5. 書き損じることもあるので、写真は最後に貼る
  6. 万一剥がれた場合に備え、写真の裏には名前を記入

氏名

  1. 姓と名にスペースを空けて読みやすくする
  2. ふりがなは履歴書の書き方に合わせる
    (「ふりがな」はひらがな、「フリガナ」はカタカナで記入)

年齢

  1. 送付時([1]日付で記入した日にち)の年齢を記入

住所

  1. 都道府県から省略せずに記入
  2. 郵便番号、マンション名、ふりがななども忘れずに記入
  3. 「連絡先」欄は現住所と異なる場合のみ記入

電話番号

  1. 自宅に固定電話がない場合は、携帯電話のみでOK
  2. 日中連絡がつきやすい番号を記入

メールアドレス

  1. 会社用アドレスは控える
  2. 携帯アドレスを記入しない場合は、スマートフォンや外部のパソコンでも迅速な確認ができるよう、フリーアドレスなどを取得して記入する

ぶっちゃけ誰でも書ける場所です

この項目は、正直社会人なら誰でも書けると思いますので、いつも通り記載すれば問題ありません。

ただ、履歴書に貼るあなたの写真は、採用担当が初めてあなたを見る事になります。

なので、好印象を与える表情は笑顔で、服装などにも気を付けて撮影するようにするといいですね。普段着よりスーツで撮影したほうがいいでしょう。

②学歴・職種歴の書き方

学歴

  1. 履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)表記かを統一
  2. 高校、専門学校などから記入(義務教育については書かなくても良い)
  3. 学部・学科・コース名などを記入し、応募職種で生かせる専攻・研究テーマはさらに詳細に記入
  4. 学校名は、略さず正式名称で記入し、「高校」ではなく「高等学校」と書く

職歴

  1. 履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)表記かを統一
  2. 時系列に記入し、会社名は略さず正式名称で記入
  3. 会社名の横か次の行に業種と従業員数を書き、簡単な職務内容を記入
  4. 応募書類に関する職務内容があれば強調して記入
  5. 異動などで部署が変わっている場合、その部署名・異動年月を記入しましょう
  6. 企業の合併・買収などで社名が変わった場合は、○○株式会社(現△△株式会社)と記入
  7. 現職の企業の退職日が決まっている場合は「平成28年 3月 株式会社○○○○ 退職予定」と記入
  8. 最終行に「現在に至る」と記入し、その下の行に右寄せで「以上」と記入
  9. 職歴が書ききれない場合、履歴書にはある程度まで職歴を書き、「詳細は職務経歴書記入」としても可

採用担当は職歴を見てくる

この箇所は、採用担当が「自社で活躍できる人材」なのかを見極めるところになります。

転職回数や、前職を円満に退職出来ているのか、自社に入社した後にすぐに辞めないかなどをチェックする場所です。履歴書は、面接に進んだ際に話材料になる書類になり、学歴・職歴に記載した内容を採用担当は突っ込んできます。

なので、自身のスキルアップの為に何かを行っているのであれば、この欄に記載しておくと効果的です。

③免許・資格欄の書き方

  1. 最初に免許を書き、次に資格を記入
  2. 履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)表記かを統一
  3. 免許・資格は正式名称で記入<よくある免許・資格の記入例>自動車免許:普通自動車第一種運転免許(AT限定)
    英検:実用英語技能検定○級
    漢検:日本漢字能力検定
    宅建:宅地建物取引士
    日商簿記:日商簿記検定試験○級、日本商工会議所簿記検定試験○級
    FP:○級ファイナンシャル・プランニング技能士
  4. 業務に関連する資格を記入
  5. 現在習得のために勉強中のものも記入
  6. 取得時から、資格の名称が変わっている場合、取得時の資格名を記入
  7. <自動車運転免許の取得日・種類の確認方法と正式名称>
    (1)取得日
    運転免許証の左下に記載されています。取得日の記載は「二・小・原」(二輪・小型特殊自動車・原付)、「他」(一種二輪以外)、「二種」でそれぞれ1つずつしかありません。同じ種類で複数の免許がある場合は運転免許証だけでは判別できないので、「運転免許経歴証明書」(運転免許試験場、警察署などに入っている運転免許センターで発行)を取得して確認しておきます。

    なお「交付」に書かれている日付は、運転免許証が発行された日付です。再交付や更新した日付である場合もあるため、取得日とは限りません。(2)種類の確認方法
    運転免許証の「種類」の欄に略称で記載されています。各略称の正式名称は以下。
    大型:大型自動車免許
    中型:中型自動車免許
    準中型:準中型自動車免許
    普通:普通自動車免許
    大特:大型特殊自動車免許
    大自二:大型自動二輪車免許
    普自二:普通自動二輪車免許
    小特:小型特殊自動車免許
    原付:原動機付自転車免許
    け引:牽(けん)引免許
    大二:大型自動車第二種免許
    中二:中型自動車第二種免許
    普二:普通自動車第二種免許
    大特二:大型特殊自動車第二種免許
    け引二:牽(けん)引第二種免許

あまり無くても問題なし

私も特に資格や車の免許など持っていませんでしたが、ゲーム会社の内定は取れたので特に問題ないと思います。

でも、何か記載できるものがあった場合、応募企業に関連性のない資格や免許が記入されていると、採用担当者は応募者の志向に疑問を持つことがあります。

たくさんの資格を持っている場合、アピールしたい内容に沿って応募職種で生かせる資格のみ記入するようにするのもありです。

④志望動機欄の書き方

  1. 経験に基づいた具体的な志望動機を記入
  2. 下記のポイントを意識して作成するようにしましょう。
    【1】応募企業が求めている人材を理解して記入しているか
    【2】過去の職務経歴を応募企業の職務で生かせることが伝わる内容になっているか
    【3】応募企業の強みを把握しており、競合他社ではなく応募企業だからこそ入社したい意欲が感じられる内容になっているか
    【4】将来のキャリアビジョンが明確に伝わり、応募企業で達成できる内容になっているか

自分のやりたい内容と会社の特色をミックスする

前職で経験して学んだスキルを活かして、御社に貢献できることが分かりやすく記載しておくといいですね。

自分をプロモーションする箇所なので、気合を入れて書くようにすると面接の時に上手く運べるようになります。

また、採用担当は「なぜ競合他社ではなく、自社なのか」について突っ込んできますし、「自社の独自性や強みを理解しているのか」を見てきます。ここで曖昧な返答をすると評価は落ちてしまうので、しっかり会社をリサーチして適切な文章を記載しておくといいですね。

⑤趣味・特技欄の書き方

ここは結構重要なので、しっかり解説していきます。

  1. 採用担当者は何を見ているのか?
  2. 趣味・特技をしっかり書くメリット
  3. 趣味・特技欄の書き方とポイント
  4. どんな趣味・特技を書くべき?
  5. 特に趣味も特技もない場合の対処方
  6. 趣味・特技は何を書いても良いわけではない

1.採用担当者は何を見ているのか?

採用担当は、履歴書の趣味・特技欄から、応募者の人柄や自社の社風に合う人材かどうかを見極めてきます。また、面接時の緊張を和らげるために趣味・特技欄の内容を話題にすることも多くあります。なので、ここで自身をPR出来る内容を記載すると面接で上手く持っていける事ができます。

ただ、趣味・特技欄がない履歴書であれば、無理に書く必要はありません。ですが、趣味・特技欄があるにもかかわらず、空欄や「特になし」と記載して提出してしまうと、人柄や適性をアピールするチャンスを逃すだけではなく、転職意欲が疑われることもありますので、ありきたりと思える内容でも記載することをおすすめです。

2.趣味・特技をしっかり書くメリット

趣味・特技欄を魅力的に見せることで、まず何よりも「●●が好きな人、××が得意な人」と、採用担当にあなたの印象を残すことができます。

採用担当は、応募者から最終的に選抜しなければいけない時、印象の強い応募者を選ぶ傾向があります。

奇をてらうのも良くありませんが、履歴書の趣味・特技欄で印象を残すことで、採用の最後の一押しになる可能性もあります。また、履歴書の趣味・特技欄に企業の取り組みと関連した内容が書かれていると、企業研究をしており企業の方向性に共感している応募者だと判断されやすく、選考を有利に運ぶ事ができます。

企業の取り組みと関連していなくても、履歴書に記載した内容が面接で話題になり、盛り上がることで、面接官との距離が縮まることもあります。

3.趣味・特技欄の書き方とポイント

履歴書の趣味・特技欄の記載方法に特別なルールはありませんが、採用担当に伝わりやすく書くことがポイントです。

箇条書きで趣味・特技を記載したうえで、(  )を使用して内容を説明する書き方のほか、文章で簡潔に記載しても良いでしょう。

例1 箇条書きで書いた場合

趣味:イラスト(学生時代から毎日図書室で2時間イラストを描いて過ごしていました。今も習慣で毎日描いています)

例2 文章で記載した場合

趣味はイラストです。学生時代から毎日図書室で2時間イラストを描いて過ごしていました。今でも習慣にしていて毎日描いています。

趣味と特技を分けて履歴書に記載すべきか悩む人がいますが、分けて記載しても、分けずにまとめて記載してもどちらでも問題ありません。大切なのは人柄や仕事の姿勢がイメージできるような趣味や特技を記載することです。

今回の例で言うと、何か一つの事に取り組むことができるんだ、と採用担当に伝える事ができます。

また、記載内容だけでなく記入欄にバランス良く配置できる文字量を意識して記載してください。文字量が多く極端に小さな文字になったり、逆に文字量が少なく大きな文字になったりしないように注意です。

多くの内容を盛り込み過ぎると、かえって印象が薄くなりますので、絞り込んで記載することをおすすめします。趣味・特技を分けて記載する場合も、それぞれ一つずつあれば十分です。

4.どんな趣味・特技を書くべき?

採用担当に好印象を与えるためには、履歴書に記載する趣味・特技の選び方も重要です。

直接的でなくても、自分の人柄や長所をアピールできる趣味・特技を記載すると良いでしょう。

↑で書いたように、直接的でなくでも、どういった人か伝わる内容だといいです。

また、応募企業や職種の特徴などと関連させた内容を記載すると、入社後に活躍するイメージを与えられそうです。

5.特に趣味も特技もない場合の対処方

履歴書に書くべき趣味・特技については理解できても、「趣味・特技が一つも思いつかない」と悩んでいる人もいると思います。しかし、心配ありません。

日常のありきたりなものでも、書き方を工夫すれば採用担当の印象に残せる趣味・特技になります。

例1

趣味:立ち食いそばの食べ歩き(日本そばが好きで、週に3回は異なるお店で食べています。日々、安くておいしい立ち食いそば店の開拓をしています)

【解説】

日常生活の飲食を題材にしていますが、自分なりのこだわりや取り組みに触れることで、人柄が伝わる特徴的な趣味になります。このように、特別なことでなくても、書き方を工夫すれば日常的なことを題材にして良いのです。

例2

特技は、初対面の人とすぐに仲良くなれることです。人見知りをしないので年齢、性別、国籍を問わずどのようなタイプの人とでも打ち解けることができ、多くの人と長いお付き合いになっています。

【解説】

コミュニケーション能力はビジネスで必要かつ大切なポイントです。入社後に社内外で良好な人間関係が構築できる人材をイメージさせます。

6.趣味・特技は何を書いても良いわけではない

ただ、↑で書いたように日常の事を書く場合、「あえて書かないほうが良い」趣味・特技もあります。

例えば、パチンコや競輪といったギャンブル要素を持つ趣味がその一つです。

決してパチンコや競輪が趣味として悪いわけではありませんが、採用担当が応募者の計画性やお金の使い方に疑問を抱く可能性があります。

また、長期休暇制度のない企業で「長期の海外旅行」や、土日出勤がある企業で「週末の草野球」などと記載すると、自社の労働条件と合わないのではないか、という懸念につながりかねませんので、その場合は履歴書に記載すべきか検討してください。

政治・宗教色が強い内容も、採用担当者により受け取り方が異なりますので、記載しないほうが良いです。

もちろん、嘘の趣味・特技を履歴書に書くこともやめたほうが良いです。すぐにバレます。面接時や入社後に辻褄が合わなくなり、信頼を失う可能性があります。あくまでも、採用担当が悪いイメージや仕事への不安を抱かない内容を正直に記載すべきです。

以上が、履歴書の書き方のコツでした。

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中途採用では履歴書より職務経歴書が圧倒的に重要!

続いて職務経歴書の書き方について解説していきます。

職務経歴書の書き方

職務経歴書の書き方について解説する項目は以下になります。

  • ①タイトル・氏名・日付
  • ②要約・概要
  • ③勤務中の企業
  • ④職務経歴・職務概要
  • ⑤活かせる知識・スキル
  • ⑥資格・免許
  • ⑦自己PR
  • ⑧志望動機
  • ⑨退職理由・転職理由
  • ⑩書かない事

①タイトル・氏名・日付

タイトル、氏名、日付は真っ先に目に入ります。間違えようがないと思うかもしれませんが、だからこそケアレスミスを避けるようにしましょう。

②要約・概要

冒頭に、自分自身の職務経歴の“まとめ”を書いておきます。下に書かれている職務経歴に目を通す前に“あらすじ”がまとまっていると、読む側は理解しやすくなります。

③勤務中の企業

あなたがどんな会社で働いているのかを知ってもらいます。社名、企業規模、おもな事業内容、業界内のポジション、などです。離職中の場合は直近まで働いていた会社について書きます。

④職務経歴・職務内容(職歴)

あなたが今までにどんな仕事をしてきたか、どんなキャリアを積んできたのかを企業に伝える、職務経歴書の中で最も重要なパートです。

⑤活かせる知識・スキル

PCスキルや語学力のほかに、職務経歴に基づく業務スキルや、どんな職種にも共通するビジネススキルなども書いておくとよいでしょう。

⑥資格・免許

ここは履歴書にも記載する場所があるので、もし履歴書で既に記載している場合は、必要ありません。

⑦自己PR

応募先企業に自分の強みを伝え、「入社後に活躍してくれそうな人だ」とイメージしてもらいます。「自画自賛するようで恥ずかしい」と思わずしっかりとアピールしましょう。

⑧志望動機

履歴書でも記載しているのなら必要ありませんが、もし履歴書に志望動機の場所が無い場合は、こちらに記載しておきましょう。なぜその会社に入りたいのか、なぜその仕事をしたいのかを伝えます。志望動機は転職理由とつじつまが合っていないと説得力に欠けてしまいます。

⑨退職理由・転職理由

退職理由や転職理由は、面接ではほぼ必ず聞かれますが、実は職務経歴書に書く必要はありません。しかし、この2つをしっかり考えておかないと、職務経歴書の自己PRや志望動機がちぐはぐになりがちです。

⑩書かないこと

では、職務経歴書に書かなくてもいいことは何でしょう。履歴書に書いてある個人情報や学歴は必要ありません。写真も貼る必要はありません。

職務経歴書を書く際のポイント

また、職務経歴書を書く際のポイントもおさえて書くようにします。

主なポイントは以下になります。

  • ①A4サイズで1~2枚にまとめる
  • ②職務経歴は具体的に書く
  • ③見やすいレイアウトを心掛ける
  • ④面接でも利用されることを想定して書く
  • ⑤書きやすいフォーマットを選ぶ
  • ⑥強調する業務や実績は応募先の企業に合わせる
  • ⑦効率性を重視するならPC(パソコン)で作成
  • ⑧提出前に必ず誤字脱字を確認する

①A4サイズで1~2枚にまとめる

職務経歴書は、A4サイズの用紙で1~2枚が理想です。

多くても3枚以内には収めるようにしましょう。ボリュームが大きくなりすぎると、見る側にも労力がかかりアピールポイントがぼやけてしまいがちです。

②職務経歴は具体的に書く

職務経歴書は、採用担当が応募者の実績・スキルを確認するためのものです。

具体的な業務内容や実績を記入し、自分の能力をはっきりとアピールしてください。

③見やすいレイアウトを心掛ける

記載内容が整理されていない職務経歴書は、それだけでマイナス評価につながります。

伝えたい内容がひと目で分かるよう、しっかりレイアウトを整えましょう。

④面接でも利用されることを想定して書く

職務経歴書は、面接時に質問の材料として使用されることが多々あります。

質問を受けたときにしっかりと回答できるように準備しておくことが大切です。

⑤書きやすいフォーマットを選ぶ

職務経歴書のフォーマットには「逆編年体形式」「編年体形式」「キャリア形式」の主に3種類があります。

もっとも自分がアピールしやすい形式を選択しましょう。

⑥強調する業務や実績は応募先の企業に合わせる

入社後に予定されている仕事と、職務経歴書に記載されている業務内容、実績が連動していると魅力的な職務経歴書に仕上がります。強調する要素を工夫しましょう。

⑦効率性を重視するならPC(パソコン)で作成

職務経歴書はPC(パソコン)で作成するのがおすすめです。

PC(パソコン)で作成したほうがレイアウトを整えやすく、文字量が多くても読みやすい傾向があるからです。

⑧提出前に必ず誤字脱字を確認する

提出する前に必ず誤字脱字の確認をしてください。正式なビジネス文書である職務経歴書に誤字脱字があると、マイナス評価に直結します。

職務経歴書が書けない人の対処法

転職を希望する方の中で「職務経歴書が書けない」という方は少なくありません。

よくよく話を聞くと、職務経歴書の「書き方」は分かるのだけれど、そこに「何を書いたら書類選考で評価してもらえるかが分からない」「実績や成果に自信を持てず、企業にアピールできる材料がなくて書けない」と思い悩んでいる方が殆どです。

採用担当の中には「派手な成果や表彰歴は重視しない」という人もいるくらいで、過去の成果や実績だけでは評価の対象にならないケースもあるのです。では何を書けばよいのでしょう?
今回はよくある事例をネット上から調査したので、書類選考で正しく評価してもらうために「職務経歴書」に書くべきことを解説していきます。

Q1.新卒1年で勤務期間が短い「職務経歴書に書く実績がない」という方

社会人経験が1年半で、これまでの仕事は電話でのアポ取り(いわゆるテレアポ)のみの人が、インターネット広告の法人営業職への転職を希望していると仮定します。

職務経歴書に「1日200件電話しました」と書いた場合、「仕事の量をこなせる人」とは評価できますが、採用担当者は数多くの広告商品の中から顧客のニーズに合うものを提案できる人が欲しいと思っているので、「量をこなしていただけの人は違う」と判断されることがあります。

しかしそこで、「1日のうち、朝8:30から、午後1:00から、夕方16:30からの各30分間を重点的に電話しました」「朝と夕方は決裁者が席にいることが多く、昼は担当者がMTGに入っていない可能性が高いため」といった要素を伝えられると、「仮説を立てて顧客へのアプローチができる人なら、仕事内容が変わっても顧客のニーズを考えて先回りした提案ができるだろう」と評価は高まります。

Q2.業務の殆どが同じ業務の繰り返し・ルーティーン業務の方

自分の仕事を、「決められた仕事を繰り返しているだけ」と思って、職務経歴書に書いてもアピールにならない、と考えている人も少なくありません。

しかし、決められた仕事を、決められた時間内に正確に遂行することも、企業から求められる重要な能力の1つです。ルーティンワークをしっかり行うために個人の裁量の中で工夫していることを具体的に書くようにすると効果的です。

例えば、1つひとつの仕事が同じ事の繰り返しだとしても、毎日一定のペースで仕事をするわけではないはずです。そうすると、前工程の進捗を確認しながら、いつ頃に自分の仕事が発生するのかを考えて手元の仕事量を調整したり、ルーティンワークを阻害する突発的な仕事が入りそうな場合は納期を交渉したりして、与えられた仕事をこなしている場合があると思います。

あるいは、定型業務をより効率化できるようにフォーマットやワークフローを改善するというような「仕組みを変えた」経験からもその人らしい工夫を伝えることができます。

どんな繰り返し業務・ルーティンワークをこなしていたかだけではなく、小さなことでもいいので、あなたがどのような工夫・改善をしたか、なぜそれをしたかを説明すれば、大きなアピールポイントになります。

Q3.業界や会社の業績を挙げられていない人の場合

業界や会社の業績が右肩下がりの中で、個人の成果も年々下がっていて「売上を伸ばしました」と書けない場合、苦しい環境下ながらも顧客から評価された具体的なエピソードを書くといいですね。

例えば、「ニーズが生まれたときに連絡をもらえるように担当顧客との取引が減っても、毎月情報提供をしていた。それを評価してくれた顧客が、ほかの顧客を紹介してくれた」といった具体的なエピソードは、顧客からの信頼を勝ち得ていた証拠であり、定量的な実績とは別軸での大きなアピールポイントになります。

定量的な実績は、たとえ良くないものであっても正直に伝えつつ、その業界・会社の背景と、定性的かつ客観的に認められる評価を、エピソードと共に職務経歴書で伝えましょう。

あなたのセールスポイントを示す「キャッチコピー」を作る

↑の事例から分かる通り、、職務経歴書を書く上で重要なのは、出来事だけでを書くのではなく、その成果を生むための具体的な理由とどういった行動をしたのかを具体的なエピソードを通じて伝えることです。

逆に、華々しい成果・実績を挙げていて、それが職務経歴書に書かれていたとしても、「なぜそれが実現できたかを理解していない」と判断されると、評価されません。

「なぜ」「どうやって」といった自己認知がなければ、転職して違う環境・違う条件下に移ったときに再現できるか分からないからです。

また、1つひとつのエピソードがしっかししていても、論点がバラバラだと訴求力に欠けます。そのため、あなたの仕事ぶり、今後一緒に仕事をしていく上での強み・特長を的確に伝える「キャッチコピー」を考えておくといいでしょう。

「自分のキャッチコピー」の見つけ方

具体的な方法としては、今まで自分がしてきた仕事とエピソードをリストアップする事です。

上手くいった仕事から、上手くいかなかった仕事、思いつく限り全てをリストアップします。そして、リストアップしたエピソードから共通する要素を見つけ出します。

「失敗から学んだ事を次に生かしている」だとか「初めは自分よがりだったけど、チームメンバーと一緒に成果に向かって進んでいった」など、様々な共通要素として見つかってくると思います。

そこから自分に合うキャッチコピーを見つけ出しましょう。見つかったキャッチコピーを伝えられるエピソードを中心に職務経歴書を作成していくと、内容に一貫性が生まれてあなたの良さであったり強みを正しく伝えられる職務経歴書になると思います。

以上が、職務経歴書の書き方のコツでした。

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転職面接は第一印象が9割!好印象を与えるコツを解説!

最後は、面接対策について書いていきます。

第一印象は、短い面接時間の中で重要なポイントです。いくら能力が高くても、第一印象で好感を持たれない場合、最終選考まで残っても内定は取れない場合があります。

清潔感のある身だしなみや服装、基本的なビジネスマナーを心掛けるのは大前提として、ここでは周りに差をつけて、面接官に好印象を与える方法を解説していきます。

少し記事が長くなりましたが、あと少しです。

具体的な面接対策のコツ

面接対策について解説する項目は以下になります。

  • ①入室時のコツ
  • ②会話の極意
  • ③一次面接での対策
  • ④二次面接での対策

①入室時のコツ

入出する時が、採用担当が初めてご対面する場所になります。

ここで第一印象は決まりますので、良い印象を持たれる方法を以下の3つを意識しましょう。

  1. 入室前のワクワク感を感じよう
  2. 面接官に好意を持つ
  3. 正しい挨拶で面接官の心を掴もう
1.入室前のワクワク感を感じよう

感情と表情は切っても切り離せないものです。

自分が入社後に活躍する姿をイメージして、ワクワク感をもって入室するようにしましょう。緊張も和らげることができるので、緊張してなかなか力が発揮できないという人には特にオススメな方法です。

2.面接官に好意を持つ

入室前に面接官が自分のために時間を割いてくれることにあらためて感謝し、“他人は自分を映す鏡”という言葉どおり、あなたが好意をもって接することで、面接官もあなたを好意的に受け入れてくれるはずです。

3.正しい挨拶で面接官の心を掴もう

相手の警戒心を取り除く挨拶方法があります。

その方法は簡単で、以下の手順で行うだけです。

  1. 面接室のドアをノックして入室
  2. ドアを静かに占め、正面をまっすぐみて姿勢よく立つ
  3. 顔を前に向けた目を開きながらお辞儀します。
  4. 元気よく「よろしくお願い致します」と挨拶する

②会話の極意

マニュアル本や志望動機を丸暗記して同じように語る人がいるけど、それだけだとただの朗読マシーンになってしまい、それでは面接官が知りたい本音や人物像が伝わりません。

あなたの能力や入社意欲を100%伝えるには、自分の言葉に置き換えて語ることが大切です。

面接は一方通行の会話ではなく、応募者と面接官の双方向の会話だと理解しましょう。会話であれば相手の気持ちを考え、共感してもらえるように、自分の言葉で話したいと思うよね。

主におさえておくポイントは以下になります。

  1. 会話の基本はまず”聞くこと”
  2. 自分の言葉で語る
  3. かっこよく話すとか、ミスは許されないという気持ちは捨てる
1.会話の基本はまず“聞くこと”

面接官にマイナスな印象を与える応募者の特徴の一つに「人の話を聞かない」というのがあります。

自分が話したい事だけを話す事と会話は違います。

「質問が終わる前に食い気味で答えてくる」「質問した内容とまるで違う答えが返ってくる」といったケースが意外と多く、これをしてしまうと評価は下がってしまうので、相手の話は最後まで聞き、質問の内容に沿って答えることを基本としてしっかりおさえておきましょう。

2.自分の言葉で語る(プロセスを明瞭に)

「御社の××という理念に引かれ志望しました」

よくある志望動機の一つですが、正直これだけでは面接官の心を動かすことはできません。

なぜ、どんな経験から志望企業の理念に引かれるようになったのか、そのプロセスを具体的に語ることで、初めてあなたの言葉として面接官に伝わり、共感を得ることができます。共感を得る事が出来ないと薄っぺらい言葉になってしまい、何も評価されなくなってしまいます。

3.かっこよく話すとか、ミスが許されないという気持ちは捨てる

企業が面接をする理由には、書類では判断できない人間性や本音を知りたいという意図があり、極度に緊張されたり、演技をされると、知りたいことが面接官に伝わっていきません。

緊張してしまうのは仕方のないことですが、面接の意図を理解してありのままのあなたで向き合えるようにしましょう。

友だちに敬語で話す感じで話せばOKです。

③一次面接での対策

面接は基本的に1次面接、2次面接を用意されています。

まずは、1次面接について解説していきます。

1次面接が人事や採用担当者によって行われる場合、面接官は職務経歴書に記載されていることの確認を行い、経験や能力が求める人材のレベルに達しているかをチェックしてきます。

1次面接の場合、退職理由、志望動機などは必ず質問されるので、事前に気を付けておく点は以下になります。

  1. 履歴書・職務経歴書の内容はきちんと頭に入れよう
  2. 会話から企業のニーズを汲み取ろう
  3. 話す相手を意識しよう
1.履歴書・職務経歴書の内容はきちんと頭に入れよう

1次面接の場合、退職理由、志望動機などは必ず質問されるので、履歴書を頭に入れたうえで、自分の言葉で語れるように、事前に準備しておきましょう。

2.会話から企業のニーズを汲み取ろう

面接官との会話から、どのレベルの知識の人材を求めているのか、何のために募集をしているのかを探り、自分の経験や能力を当てはめてアピールすることが重要です。

これは会話をしっかりしておかないと分からない場所です。

仮にあなたが簿記2級の資格があった場合、会話の中で「経理部門を独立させたいから、新しい部署を仕切ってくれる人が欲しい」という企業ニーズが分かれば、簿記などの経理知識に加えて、「10名程のメンバーを率いて新しい運用ルールの構築・導入を行った経験があります」と伝えることで、面接官に今回求めている人材の能力を自分が満たしていることをアピールできます。そのためにはもちろん、キャリアの棚卸しが十分にできていることが不可欠です。

こういった風に、事前に書いた職務経歴書に書いた内容と面接官が求めている人材が合致する場所はどんどん突き詰めて話していく事が効果的に面接を進めていく事ができます。

3.話す相手を意識しよう

1次面接は企業の人事や採用担当が行うのが一般的で、配属部署の社員の場合も、若手・中堅層が面接官となるケースが多いです。

中小企業ではいきなり社長と面接、といったケースもあるようだけど、そうでない限り、相手の立場を考慮して、 経営者クラスでなければ答えられないような質問は慎んだほうがいいです。

また、転職面接では面接官が自分より若いことも想定されるので、万一相手が年下だった場合も見下した態度・口調にならないよう注意が必要です。

相手によって変えることと変えてはいけないことをハッキリさせておくといいです。

④二次面接での対策

2次面接(役員面接)が次の面接につながるステップで、もしくは最終面接の場合もあります。

2次面接は採否の判断をする最終段階であり、質問もより具体的になるので、中途半端な気持ちでは通用しないことが多いです。

具体的におさえておきたいポイントは以下になります。

  1. 面接官が知りたいのは、ビジョンやパーソナリティ
  2. 入社可能時期について要望は事前に整理しておく
  3. 最後まで「御社だから入社したい」を貫く
1.面接官が知りたいのは、ビジョンやパーソナリティ

2次面接では、1次面接を通じて得た情報から、求められる人材像を具体化し、企業ニーズにマッチングすることを意識して臨むことが大切です。

2次面接が役員の場合、事前にあなたのスキルや経験については確認されているから、入社後のキャリアプランといったビジョンや、仕事に対する考えや困難への向き合い方といったパーソナリティに重点を置いた質問をされることが多いです。

面接に備えて、それらに説得力を持たせるエピソードをまとめておきましょう。

<ビジョンやパーソナリティに関するよくある質問>
  • 10年後「こうなっていたい」というキャリアプランを教えてください。
  • 希望していない部署への異動を命じられたらどうしますか?
  • 周りの同僚は、あなたのことをどのように評価していると思いますか?
  • 今までの仕事にどんな不満を持っていましたか? またどのように対処しましたか?
  • 熱中している趣味はありますか?
  • 長所・短所を教えてください。

以上の質問に答えれるように対策をとっておきましょう。

2.入社可能時期について要望は事前に整理しておく

あなたの職務能力や人間性に関心があれば、具体的な入社可能時期について質問されるはずです。

この時面接官は自社の希望する入社時期と合致するかを見極めるだけでなく、あなたの入社意欲を確認しています。

入社可能時期が未定という回答では、入社意欲が低いと判断される可能性がある為、具体的な時期を回答できるよう事前に整理しておきましょう

※通常長くても3カ月以内の入社を期待されます。

3.最後まで「御社だから入社したい」を貫く

企業としては、内定を辞退されれば新たに募集を行わなければならないので、面接終了間際に応募者の入社意欲を再確認したうえで内定を出したいと考えます。

だからこそ「内定を出したらご入社いただけますか?」と質問する面接官もいます。

この時に「分かりません」「考えさせてください」といった曖昧な回答をしてしまうと、自社が第一志望ではない、あるいは本気で転職を考えていないと判断されてしまいます。

なので、第一志望でないとしても、入社したい意思を明るく回答するようにしましょう。

最終的には「御社に入社したい」という熱意が、面接官の心を動かし採否のポイントになる事があるので意識的に応対していきましょう。

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最後

今回は、転職する際に必須な履歴書と職務経歴書の書き方や面接対策について網羅的に解説していきました。

この記事を見れば転職に対して対策が出来るので、あなたの転職活動に役立てて頂ければ幸いです。

それでは。