どうも、さーづか(@shin_sasasa)です。
この記事を見ている方は、こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
イラストのポートフォリオの作り方って良く分かりません…っ!
確かに、いざ作るとなると、どう作っていいのか分かりませんよね。
でもポートフォリオは、自身のスキルを簡単に伝える事ができる資料だから非常に重要な資料になるんです。
やっぱりそうなんですね!
作り方を教えてください!
当記事では、イラストの仕事に繋がりやすいポートフォリオの作り方について網羅的に解説していきます。
転職する時にも活用できるので、定期的に更新して最新のポートフォリオにしていきましょう。
この記事の内容
イラストの仕事に繋がるお勧めなイラストポートフォリオの作る手順!
ここで言うポートフォリオっていうのは、自分が作成したイラストを見やすくまとめた資料の事を指します。
ポートフォリオは、掲載するイラストだけではなく、ポートフォリオそのもののデザインや構成、完成度(見やすさ、わかりやすさ、等々)によって評価が決まってくるので、気を付けて作らないといけないんです。
それでは作成する際に気を付けないといけない事や、作る手順などを解説していきます。
採用担当の気持ちになる!
採用担当になった気持ちで想像して貰ったら分かりますが、100個以上応募で来たポートフォリオを見るとしたら、それを全て細かく見る事なんてしないですよね?
ほとんど採用担当が全体をざっと見て、すぐに次へ移ってしまいます。
見られない事は無いにしても、数多くのポートフォリオに埋もれてしまい、二度と見てもらえない可能性が高いです。ですが、作成したポートフォリオのインパクトの強いものを作る事が出来れば、採用担当の目に留まり、そこから仕事に繋がっていきます。
ポートフォリオの作成手順
ポートフォリオを第三者に「はい」、と渡して自分の事が100%分かってもらえるようなポートフォリオになるのが理想です。
作業に使うのはマイクロソフトのWordというソフトになります。
もってない人は用意しましょう。
これでPDFなどが作れます。
提出する際はPDFで提出するのがいいでしょうね。
主にポートフォリオに盛り込む要素は以下になります。
- ①表紙イラストを選定
- ②目次の作成
- ③プロフィール
- ④はじめに
- ⑤自主制作作品
- ⑥商業作品(あれば)
- ⑦スケッチ
- ⑧下書き・デッサン
- ⑨あとがき
①表紙イラストを選定
まずは表示に自分の現状一番自信のあるイラストをデカデカと表示して、中央にPortfolioと表記します。
その下にしっかり自身の名前も表記しておきましょう。
※ローマ字だと雰囲気が出ます。
②目次の作成
ここではポートフォリオに盛り込む内容を見る人が一目で何ページにあるのかを記載していきます。
- プロフィール
- はじめに
- 自主制作作品
- 商業作品(あれば)
- スケッチ
- 下書き・デッサン
作成し終わった後にそれぞれのコンテンツが何ページにあるのかを記入します。
③プロフィール
あなたの名前、又はペンネームを書き、生年月日、最終学歴などを記載します。ここではまず、自分が誰なのかを明記していきます。
ここでポイントなのは、極力ページには制作したイラストを最低1枚は背景として配置しておくのがいいでしょう。
※イラストを掲載する時は作品名と制作時間を必ず明記すること。
④はじめに
ここでは、このポートフォリオで何を見せるのかを明確に明記し、簡潔な文章で説明します。プロフィールページと同様に背景にイラストを配置しておくといいです。
⑤自主制作作品
いわゆる、趣味で描いたイラストを掲載していくゾーンになります。
一番見せたい、紹介したい作品を手前に持ってきて、その作品を作った時の「作品の意図」・「制作の背景」・「問題解決のプロセス」などのエピソードを書いていくといいでしょう。
作品数は10作品ぐらいを目途に掲載するといいと思います。
⑥商業作品(あれば)
これは既に個人で仕事を受けている人であれば乗せるべきだと思います。
しっかり仕事を受けた会社に確認をするようにしてくださいね。
ここでは実際にどういった工程で制作を進ませたか、納期を守る際に取り組んだことなどを記載すると、しっかし責任を持ってイラスト描く人なんだと知って貰えます。
納期を守らない人は意外と多い
ここで蛇足ですが、私は納期は必ず守るものだと思っていたのですが、実際に業界に入ってみると、納期を守らないイラストレーターはすごく多いです。めちゃんこ多いです。ビックリするぐらい守らないです。
⑦スケッチ
ここではアナログで描いたイラストを掲載します。(あればでいいです。)ない人は是非、外で自然物を見て描くのをお勧めします。
水彩絵の具セットもお手頃な価格であるので、それを用意して週末など近場の風景をスケッチしてみるといいですよ。
⑧下書き・デッサン
これはクロッキーなどに練習した下書き、デッサンなどを載せるページです。pixivでも同じような事を言いましたが、自分が描いた今までのイラストは全部捨てない様にしておくといいです。デジタルもアナログも両方です。自分は洋服箪笥の引出し1つが今までアナログで描いてきた紙で埋まっています。
※縦50cm x 横1m20cm x 奥行80cmの結構デカい収納スペースに入ってます。
⑨あとがき
ここでポートフォリオをここまで読んでくれたお礼と、イラスト制作を振る返って、あなたのイラストに対しての想い、コンセプト等を書いておくといいです。
なぜポートフォリオを作るべきなのか
ここまでポートフォリオの作り方について書いてきましたが、何故ポートフォリオが必要なのかと言うと、上でも書いたように自分の代弁者になって貰うのもありますが、自分のイラストを振り返る事も出来るますし、客観的な視点で見る事が出来るんです。
それに一番デカいのは”描いてきた経験は自分を裏切らない”という事が分かるんです。
イラストってすぐには上手くなりません。時間をかけて描き続ける事で少しずつ少しずつ上達していくのですが、本当に少しずつなので自分では分からないんです。
だからこそ、ポートフォリオをいうツールに表現する事で自分が今まで描いてきたイラストというものを証明できるわけです。
なので、作り方を見て、「うわ!めんどくさそう!」と思う気持ちもあるでしょうが、頑張って一つの作品にしてみるといいんじゃないでしょうか。
まとめ:ポートフォリオは作っておくべき
さて、今回はポートフォリオの作り方についてまとめていきましたが、参考になったでしょうか?
自身のブログを作って、ブログ上にポートフォリオを作るのもありなので、この機会にブログを始めてみてはいかがでしょうか?
ブログの始め方を具体的に解説している記事はこちらになります。是非ご自身の活動に役立ててもらえると嬉しいです。
それでは。