どうも、笹塚神之介(@shin_sasasa)です。

この記事を見ている方は、ゲーム業界に転職を考えている方だと思います。

今も同じゲーム業界にいるか、全く関係のない業界からゲーム業界に転職を考えている方だと思いますが、ゲーム業界に転職をするなら、必ずと言っていい程、ある程度のスキルと「作品」を用意する必要があります。

始めの段階から非常に敷居が高いのが特徴ですが、そういった作品を用意して初めて選考を進めるようになるんです。

この記事では、ゲーム業界へ転職を検討している人に向けて、具体的にゲーム業界に転職をする方法について解説しています。

本記事の信頼性ですが、私自身が元々ゲームプランナーとしてゲーム業界に内定し、独学でイラストを学んでイラストレーターとしてゲーム会社に転職した経験があります。なので、少しは信頼性は保てるんじゃないかと思います。

その過程で、同期のプログラマーやコンポーサー(音を作る人)の人たちの話も聞いているので、ゲーム業界の転職する中で複数の業種に応じて必要なスキルと作品を書いていきたいと思います。



ゲーム業界に転職したい人は作品orポートフォリオは必須!

ゲーム業界といっても、その業界の中には職種がいくつかあります。

職種は主に以下に分かれます。

  • ①ゲームディレクター
  • ②ゲームプランナー
  • ③ゲームシナリオライター
  • ④CGデザイナー
  • ⑤ゲームプログラマー
  • ⑥コンポーサー

①ゲームディレクター

制作するゲーム全体の監督的な立ち位置の職種です。世界観やシナリオ考案、デザイン決定、予算・スケジュール管理、プランナーのとりまとめなど、業務内容は広範囲にわたります。

必要なスキルと向いている人

ゲームディレクターには、各作業を担当するスタッフをまとめるリーダーシップがある人などが向いています。
これは、自分から率先して行動できる人でなければ絶対に務まらない仕事です。
他にも、チームに対する的確な指示、コミュニケーション、管理能力なども、備えていると役立つ能力です。

この職種はゲームで言うと上級職と思って貰えればいいです。

必要な作品

この職種は作品というか、圧倒的な職場での経験値が必要になります。自分自身が作品ってやつです。

②ゲームプランナー

この職種は、以前私が行っていた職種でもあります。

企画の立案、仕様書作成、改善に至るまで幅広い領域を担当する職種です。
ディレクターやプロデューサーの指示に基づき、新規ゲームの企画の立ち上げを行い、デザイナーにイラスト作成を依頼したり、プログラマーに渡す仕様書を作成したりします。
他にも、発売後の売れ行きやユーザーの声を集計して分析を行い、今後のための改善箇所を検討します。

非常に多岐に渡る仕事内容なので、雑用係みたいな仕事内容です。(体験者)

必要なスキルと向いている人

プランナーはデザイナーやプログラマーなど様々なスタッフと関わるため、情報を正確に伝えたり相手の言い分を理解したりするコミュニケーション能力も要求されます。
他にも、

  • ゲームの企画力
  • 論理的な思考・分析力
  • 市場のリサーチ力

などを身に付けておくといいでしょう。

必要な作品

ゲームの企画書の提出が求められる場合が多く、3,4個の企画書を制作する必要があります。

即席の企画書では当然の事ながら、選考を進む事は出来ません。

面白いゲーム内容なのは当然の事ながら、何故売れるのか、何故今制作するべきなのか。

などの内容を企画書内に盛り込み、企画書を初見で渡された人にも理解できる構成で制作する必要があります。

③ゲームシナリオライター

その名の通り、物語やシステム、各キャラクターに対するセリフなど、脚本を書くのが主な業務内容で、ゲームディレクターやゲームプランナーが兼務する場合もあります。

私も行った事がありますが、誤字脱字などのチェックもしっかりしておかないと、修正作業が多くなって泣きたくなります。

必要なスキルと向いている人

ゲームシナリオライターに向いている人は、

  • 物語を考えるのが好きな方
  • ゲームを作るのが好きな方

である方で、魅力的な物語を作り上げるスキルが必要になってきます。

近頃はゴールまで一本道なゲームよりも、寄り道できるやり込み要素が盛り込まれているゲームが人気なので、ただ物語を考えるだけでは不十分で、ユーザーの心をくすぐる仕掛けや展開を考える発想力、数多くのゲームをプレイしている経験も求められます。

他にも、ゲーム制作に関する知識や経験があればあるほど、企業にとって魅力的な人材になるでしょうね。

必要な作品

シナリオライターの経験値です。

執筆した物語の作品や、今までに参加したシナリオで参加したタイトルなどの職務経歴書などが必要になってきます。

未経験では、正直相手にされないのでまず何か他に実績を積んでから応募するといいと思います。

④CGデザイナー

CGデザイナーは、2Dや3Dの素材をコンピュータを使って作成するのが主な仕事です。

CGデザイナーの業務は、ゲーム内のキャラクターや車や建築物を作成したり、動きを付けたり、特殊効果(エフェクト)をつけたり様々です。

必要なスキルと向いている人

CGデザイナーに向いている人は、絵を描くことが好きで、尚且つ完成度の高い作品を根気よく作っていける人ですね。
CGデザイナーの領域は、進歩が著しく早い世界です。新しいことを取り入れる柔軟性や、技術のキャッチアップも重要になってきます。

また、CGデザイナーの個性やデッサン力や表現方法が直にデザインに反映されるので、美的センスも大きく影響してきます。時代の流れやトレンドに敏感になり、独自の発想や表現をしたい方には向いている職種でしょう。

CGデザイナーは質感の細部にもこだわるクリエイティブな仕事なので、デッサン力や立体造形力なども身につけている必要があります。さらに、映画やゲーム、アニメーションなどの作品に対する知識もあると良いでしょう。

必要な作品

今までご自身が制作したイラストや3Dモデルなどをポートフォリオにまとめた作品が必要になります。

ポートフォリオの構成は以前記事にまとめているので気になる方はご覧ください。

⇒ ポートフォリオの作り方

⑤ゲームプログラマー

ゲームプランナー達が作成した企画や仕様に合わせて、キャラクターの動き、BGMや効果音などサウンドの設定、エフェクトやシステム構築など、ゲームが動くようにプログラムを組む仕事です。

一番過酷な仕事と言っても過言ではありません。

必要なスキルと向いている人

キャラクターを滑らかに動かしたり、快適な操作性を追求したり、定められた容量内に収めたりと、ゲームの全体像から細部まで気を配る必要があるため、細かな部分にまで注意をはらえる性格でなおかつ集中力がある人が向いています。

また、突然の仕様変更が発生したりするので、そういった場面でも臨機応変に対応できるシステム設計が求められます。

必要なスキルは、なんと言ってもプログラミングです。

制作対象のプラットフォーム(家庭用ゲーム機、スマホアプリ、Web向けのブラウザゲームなど)によって、C++(シープラスプラス)、C#(シーシャープ)、JavaScript(ジャバスクリプト)、PHPなど、必要とされる言語は異なります。

プログラマーを目指す人は、まず数学や、基礎情報/応用情報のベースを学んでおくのと、自分がどんなゲームを制作したいかによって、学ぶプログラミング言語を決定しておくと良いでしょう。

また、持っていると良い資格として、応用情報技術者も挙げられます。ITに関する基礎的な知識があると判断されることから、就職に有利な場合もあります。

必要な作品

簡易的な自作ゲーム作品の提出を求められる場合が多いです。

基本的にはシューティングだったり、ビリヤードなど広く知れ渡った作品を制作し、技術を見せる事ができます。

また、自分で考えたゲームも作ったりすると評価が高くなったりするので、余裕があれば試してみるといいですね。

⑥コンポーサー

ゲーム内で使われるメインテーマやBGM、効果音などあらゆるサウンドを担当するようになります。

複数のゲームタイトルを1人で担当するケースが多いです。求められるイメージに合ったサウンドを作曲し、制作スタッフと話し合いを重ね、必要に応じて手直しを行っていきます。

必要なスキルと向いている人

コンポーサーは作曲が出来なければならないため、楽譜を読む能力は必要不可欠です。音源についてはコンピュータで作成できるため、楽器を弾けなければならないということはありません。

なので、基本的にDTM(デスクトップミュージック)での作曲作業が行える状態にしておく必要があります。

また、ゲーム内のサウンドというのはさまざまなメロディー、楽器の音色が折り重なるため、楽器について詳しい知識を持っていたり、クラシックから民族音楽まで幅広い知識を持っていると、サウンドクリエイターとして武器になりますね。

そして、ゲームのサウンドは特殊なものが多いため、日頃からさまざまなゲームサウンドを耳にし、造詣を深めておくことも必要です。

必要な作品

自作のBGMやSEを提出する場合が多く、会社によっては課題曲などを提出を求めるところもあります。

日頃から作曲をしてニコニコ動画やyoutubeに投稿していると、ここらへんの作品はある程度ストックが貯まっている方が多いんじゃないでしょうか。

基本的に、エントリー時に作成した曲データを圧縮して、外部アップロードしたもののURLを提出する流れになります。

ゲーム業界は職種が豊富

ざっと、ゲーム業界の職種に必要なスキルと向いている人などをまとめていきました。

思いのほか職種が多くて驚いた方もいると思いますが、それだけ多くの方が1つのゲームに関わっている訳です。

これからゲーム業界に転職を考えている人は是非参考にして頂ければ幸いです。

以前に転職する手順を解説した記事を作成しているので、今転職をしたいと考えている方はご覧ください。

⇒ 転職の手順を確認する


ゲーム業界未経験でもゲーム業界に転職する方法を解説!

上でも解説した通り、結構ゲーム業界未経験の方にはハードルが高いものとなっています。

ハードルも高いですし、人気の会社はある程度”即戦力”を求めて求人を出している訳です。

そういった大手には残念ながらゲーム業界未経験では入りづらい現状があります。

ゲーム業界未経験ならソシャゲ会社がお勧め!

一方で、現在のソーシャルゲーム会社は世の中に溢れかえっていますが、ほとんどの会社が人手不足が目立っている為、積極的に採用を行っているんです。

なので、入社しやすいソーシャルゲーム会社で経験を積み、大手のゲーム会社へとステップアップしていくのがキャリアアップの基本的な流れになります。

ゲーム業界未経験から転職するには

ゲーム業界が未経験でも、下記のような職種の場合であれば、ゲーム業界でも似たような仕事があり、その分野での経験を活かして活躍できる為、転職を有利に運ぶことができます。

  • Webマーケティング職での経歴3年
  • ネット広告代理店の法人営業
  • ゲームをやり込み過ぎて、改善点が提示できるレベルの人
具体的には数値分析⇒施策の実行などといったPDCAを回した経験や、コンテンツの宣伝・プロデュースの経験などですね。
ただ、こういった職種であっても、業界の経験者と比べるとやはり、経験者を優先してしまう企業は多いです。

そんな中で、1つだけ良い方法があります。

ゲーム業界未経験の方は転職エージェントを利用すべき

転職エージェントは、年収や求める人物像、仕事内容など、様々な情報を持っており、それを元に応募書類の添削や面接対策などを全面的にサポートしてくれます。

特にゲーム業界未経験の方は、絶対にエージェントとの面接対策をするべきですね。

エージェントは当然の事ながら、あなた以外に多くのゲーム業界未経験の方をゲーム業界に入社させてきた経験があるので、それまでに集まった面接対策が分かるようになります。

よくあるのが、企業が求めているのは”会社に価値をもたらしてくれる人材”という事が意識できず、単純に「ゲームが好きだから」という志望動機だとインパクトは正直弱いです。

業界未経験の方だからこそ、採用する会社のメリットにフォーカスした内容を面接で伝える必要があり、動機や熱量をしっかりと伝える方法をレクチャーしてくれます。

そういったゲーム業界に精通した大手のエージェント会社がdodaというサイトになります。

⇒ dodaで転職をしてみる

転職はdoda

まずは、行動をしないと後で損をするのは自分自身ですからね。常に今行動することにフォーカスしていきましょう。


最後

今回は、ゲーム業界に転職する為にゲーム業界の職種の紹介と、業界未経験でも転職する方法をご紹介していきました。

ゲーム業界に転職を考えている方は、まずエントリーをしてみてはいかがでしょうか。

それでは。